長野桃羽のオーディション挑戦記〜応援者との出会いが導いた運命の瞬間〜

――ハロー！プロジェクトをはっきりと
意識したのは、どのくらいの頃ですか？

長野　小学校高学年か、中学生に
入ってからですかね。アイドルさんの
ステージを観ていると、ハロー！プロジェクトの
楽曲をカバーされている方がよく
いらっしゃるじゃないですか。そういう
ステージを観る機会が増えて、「すごい！」
と思って、興味を持って調べていきました。

――長野さんは2024年の「ハロー！プロジェクト
新メンバーオーディション2024」から
ハロプロ研修生へ加入されましたが、
オーディションを受けたきっかけは？

長野　その頃はこの先どうしようか
悩んでいた時期で、自分の現状を
変えたいという気持がまず一番にあって、
でもどうしたらいいのかわからない、
みたいな感じだったんです。そしたら
当時、私がしていた活動を応援して
くださっていた方から「オーディション
やってるよ」とたまたま教えてもらって、
「これは受けるしかない！」と思って。
そのときはとにかく何か行動したくて
応募しました。

――そのときにはアイドルとして
活動していきたいという気持がすでに
固まっていたんですね。

長野　そうです。進路を考える
タイミングもあってそういった活動は
辞めていたんですけど、自分が
何をしたいのかを考えたときに、
ステージで歌ったり、たくさんの方に
会えることだったり、アイドルとして
いろんな経験をしてみたいという
気持があったので、それでもう一回
やりたいなと思うようになりました。

――オーディションのときのことは
覚えていますか？

長野　本当に受かると思って
いなかったので、めちゃくちゃワクワク
しすぎちゃうと、落ちちゃったときに
自分がすごく沈んじゃうのがわかって
いたから、考えないようにしていたん
ですね。そしたら次の審査に進めると
連絡をいただいて、自分でも信じられ
なかったし、どんどん進んでいくのも
実感が湧かなかったんですけど、
すごく嬉しかったです。