アニソン界、変化の波キテるwwwサカナクション、ELLEGARDENも参戦!?
アニソン界、変化の波キテるwwwサカナクション、ELLEGARDENも参戦!?
1 湛然 ★ :2025/10/22(水) 07:22:52.42 ID:1IA4Ky/M9
10/17(金) 6:02 リアルサウンド(曽我美なつめ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/877184b881ca2cf891ded8d0c382632409050f5b?page=1
2023年にYOASOBI「アイドル」(『【推しの子】』オープニング主題歌/TOKYO MXほか)が世界規模のメガヒットを巻き起こし、米津玄師「KICK BACK」(『チェンソーマン』オープニングテーマ/テレビ東京系)は日本語詞楽曲として史上初のアメリカレコード協会(RIAA)ゴールド認定を受けた。
2024年にはCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(『マッシュル-MASHLE-神覚者候補選抜試験編』オープニングテーマ/TOKYO MXほか)はショート動画での人気へと派生して全世界の音楽チャートを軒並み席巻。近年の日本のポップソング、とりわけTVアニメ主題歌が世界的な影響を及ぼす音楽となったことは、すでに大勢の知るところでもある。
だが、2025年に突入して以降、アニメ主題歌の風向きはやや変わりつつあると言えるだろう。それを示すのが、昨年から今年にかけて、続々と初のTVアニメタイアップを獲得する日本のベテランアーティストたちの存在である。
■サカナクション「怪獣」(『チ。―地球の運動について―』オープニング主題歌)
まず筆頭に挙げたいのが、約3年ぶりの新曲「怪獣」がTVアニメ『チ。―地球の運動について―』(NHK総合)のオープニング主題歌へ起用されたサカナクションだ。バンドにとって初のアニメタイアップとなった同曲は、ファン待望の新作であることも相まってリリース早々に国内チャートの首位を次々と獲得。(※中略)
■宮本浩次「over the top」(『トリリオンゲーム』第2クール オープニングテーマ)
また、今年でソロ活動5周年を迎え、つい先日新たなフェーズとしてプロジェクト『俺と、友だち』を始動した宮本浩次も、2025年に初のアニメタイアップを担当したアーティストのひとりである。今年1月リリースの「over the top」を、TVアニメ『トリリオンゲーム』第2クール(TBS系)オープニングテーマとして書き下ろしたのだ。(※中略)
『ONE PIECE』×ELLEGARDEN、『SPY×FAMILY』×スピッツ、初のTVアニメタイアップへ
■ELLEGARDEN「カーマイン」(『ONE PIECE』オープニング主題歌)
今夏、多くのアニメファンとロックリスナーを驚かせたのは、3年ぶりの新曲「カーマイン」をリリースしたELLEGARDENだろう。同曲が国民的作品『ONE PIECE』(テレビ東京系)のオープニング主題歌となることに加え、バンド初のアニメタイアップかつ初の書き下ろし曲であることも、間違いなくこの話題が注目を集めた理由のひとつ。もとより作品の大ファンだったという細美武士(Vo/Gt)のもとへ届いたラブコールに対して、今クールの『ONE PIECE』の物語とキャリアの最終盤に差し掛かるバンドの共通するテーマを探りながら描いたという(※2)。最終局面へ差し掛かった物語とあわせて楽しむことで、本曲はその真価がより発揮される一作となるだろう。
■スピッツ「灯を護る」(『SPY×FAMILY』Season 3 オープニング主題歌)
そして、直近でも初のTVアニメタイアップで注目を集めたのが、『SPY×FAMILY』Season 3(テレビ東京系)のオープニング主題歌「灯を護る」を手掛けたスピッツだ。今作は彼らにとって「美しい鰭」以来2年半ぶりのシングルリリース。劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』主題歌「美しい鰭」でアニメ主題歌を手掛けた実績はあるが、TVアニメへの楽曲提供はバンドとして今回が初。そのタイアップ先が、幅広い世代へ高い知名度を誇る作品という点も、実に納得感のある一報だったに違いない。今シーズンの見どころのひとつは、主要キャラクター・ロイドの過去編であることだ。無邪気なひとりの少年は、なぜ国家機密を背負うスパイへと成長せざるを得なかったのか――。物語の下地に敷かれた子どもたちの平和な日常を守る尊さを彩る役割として、「灯を護る」の温かなサウンドはまさにこれ以上ない適任と言えるだろう。(※中略)
今、世界から最も熱い注目を集める音楽ジャンルのひとつとなった日本のアニメソング。しかし、これまでは一部のシーンにおける種専売特許的な側面があることも否めない状況であったが、ここ数年国内外からの評価を得て、“大衆的音楽”としての価値を確立し、次なるフェーズとして“日本における普遍的音楽”の立ち位置へ向かっていくことになるだろう。2025年はアニメソングにとって、そのようにやや潮目の変わる一年として刻まれるのかもしれない。