彦摩呂のグルメリポーター70キロ増量、「朝4時から銀座でフルコース」美食遍歴

彦摩呂のグルメリポーター70キロ増量、「朝4時から銀座でフルコース」美食遍歴

摩呂(ひこまろ、本名:原 吉彦(はら よしひこ)、1966年〈昭和41年〉9月15日 – )は、日本のタレント、俳優。太田プロダクション所属。大阪府東大阪市出身。アイドルグループ・幕末塾で活動した後、タレントに転身。グルメリポーターとして知られるようになる。…
26キロバイト (3,435 語) – 2025年10月11日 (土) 08:51

(出典 「大牛肉博」の応援団長にグルメタレントの彦摩呂氏が就任!ブランド和牛で牛丼と焼肉丼を作る肉の祭典 4月25日~5月10日新宿で開催|株式会社 …)
彦摩呂さんのグルメリポートは、いつも食欲をそそるだけでなく、彼自身の体験から来るリアリティが伝わります。デビュー以来の70キロの増量というのは驚きですが、その背景には彼自身の努力と楽しみがあったのですね。

1 湛然 ★ :2025/10/12(日) 07:24:05.19 ID:y2nUwn1M9

「朝4時から銀座でフルコース」「満腹中枢は自分で壊した」デビューから70キロ増量した彦摩呂(59)が語る、グルメリポーターの紆余曲折
10/11(土) 11:12 文春オンライン(平田 裕介) (※抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbbbfd0f57d8ced3a67fc69cd30d800978dcfe9c?page=1

■猛勉強して編み出したグルメレポートの技の数々

――リポーターを始めた当初から、グルメが中心?

彦摩呂 いやいや。街ブラに豪邸訪問、ペット訪問。温泉とかの旅ものもやったし、『TVチャンピオン』(テレビ東京・1992年〜2006年)の競技リポーターもやってました。グルメは数あるジャンルのひとつとしてやっていて。

 ただ、グルメのリポートに関しては、自分で猛勉強しましたね。まだ「食レポ」や「グルメリポーター」なんて言葉がなかった時代ですから、誰も教えてくれないんですよ。

――どんな勉強を。

彦摩呂 オンエアされた映像とされなかった映像を見比べるんですよ。そうすると「こうしたほうがいい」ってのがわかってくる。

 料理の乗ったお皿に両手を添えると、それだけで美味しそうに見える。これは「グルメの天使の羽」って技になります。すぐにパクって口に入れると、カメラさんが追いきれないんですよ。だから、お箸上げしたら2秒待つ。すると、パンアップしてズームしやすい。これが「命の2秒」って技になります。

 これも重要なんですけど、僕がお店に入ってのれんをくぐるときに、のれんを持っておいて、カメラが付いてきてから手を離す。普通にのれんをくぐったら、カメラのレンズにのれんがかぶっちゃうじゃないですか。それを避けるんです。これが「のれんの長持ち」って技になります(笑)。

■「うわぁ、海の宝石箱や〜!」の名フレーズが生まれるまで

――唸らされますね。

彦摩呂 食べ物にも顔があるんですよ。ソースがかかってるほうを、レンズ側に向けるとか。チーズがかかってるのに、チーズがかかってるほうを自分に向けて、「このチーズが」って言ってもダメじゃないですか。

 だけど、いろいろ技を編み出してきたものの、いまいち面白みがないなと。そつなくやってるし、怒られないし、「さすが彦摩呂さん、上手やね。きれいに食べるね」って言われる。お刺身なんかでも、ワサビ醤油を溶かないで、お刺身の上にちょぼっとワサビを乗せてきれいに食べるとか、そういうことを細かくやってたので喜ばれてはいたんですよ。

 だけど、自分で映像を見ても、なんだか心に引っ掛からないんですよね。僕がそうなんだから、テレビを見ている人たちは、もっと心に引っ掛かってないだろうと。「なにが原因だろう」と考えてに考えて「コメント力だ!」って。さくさく、ふわふわ、ジューシー、甘い、うまい、辛い、これだけだと限界があるんです。

――グルメリポーターとしての味は出てきたけど、コクがなかった。

彦摩呂 そうなんですよ。エッジが効いてないというか、自分らしさを出せてない。「僕ならではのキラーコメントが欲しいな」って、悩みに悩みました。オリジナリティなものがないのが、ものすごくつらかったですね。

――悶々とするなか、「うわぁ、海の宝石箱や〜!」という海鮮丼を紹介する名フレーズが生まれた。 

彦摩呂 2005年に言うたんですよ。今年で20周年。アニバーサリーなんです。しかも流行語大賞に入ったりしなかったから、懐かしのフレーズみたいにならずにずっと使い続けることができてますからね。

 『土曜スペシャル』(テレビ東京・1986年〜)で言ったのか、『NNNニュースプラス1』(日本テレビ・1988年〜2006年)の特集コーナーで言ったのか。どの番組で言ったのかまでは覚えていないんですけど。

――あれはパッと浮かんだんですか?

彦摩呂 浮かんだんですよ。そう見えたんですもん。

 ライトが当たってる刺し身がキラキラしてて、鯛がオパール、鯖がサファイア、イクラがルビーに見えたんやもん。

 それ見たら、思わず出たんよね。「うわぁ、海の宝石箱や〜!」

(※中略)

■満腹神経を自分で壊してロケに臨む

――出されたものは完食を。

彦摩呂 若いころは完食していましたけど、最近は食べられる量だけいただくこともあります。

 褒めたあとに残すと、お店の方に「ほんまはおいしくないのに、無理してコメントしたんかな」と思われるじゃないですか。そやから、「ロケだけど、僕は本当においしいからこれを食べるんだ」という責任を取る意味でも完食してましたね。

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