井上晴美、シングルマザーの現実と更年期障害、お弁当あげれない悲しみ
井上晴美、シングルマザーの現実と更年期障害、お弁当あげれない悲しみ
井上 晴美(いのうえ はるみ、1974年9月23日 – )は、日本のタレント、女優。本名:北村 仁絵(きたむら きみえ)。株式会社スピーディ所属。熊本県出身。東京都立新宿山吹高等学校卒業。実弟は元俳優の北村栄基。 高校生時代にはインターハイに水泳で出場したことがある。…
17キロバイト (1,986 語) – 2025年6月15日 (日) 03:01
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1 湛然 ★ :2025/08/12(火) 07:51:45.86 ID:K2uQqcT39
8/10(日) 11:31 AERA DIGITAL(聞き手・構成/平尾類)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a331c3487e32ab83d68bca5a55118dc1c880f801?page=1
井上晴美さん提供

(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
「桜っ子クラブさくら組」のメンバーとして1991年にアイドルデビューし、グラビアアイドル、タレント、女優として活躍した井上晴美さん(50)は現在、故郷の熊本でシングルマザーとして3人の子どもを育てながら、畑作業をして自給自足の生活を送っている。インタビューの【前編】では、2016年4月に発生した熊本地震で被災後にパニック障害を発症したこと、50歳を過ぎて更年期障害に悩まされていることなどを明かしてくれた。
* * *
――熊本に移住してどれぐらいの月日が経ちましたか?
移住したのは2011年ですね。ただ、熊本地震で自宅、実家が全壊した後、大阪に1年間住んでいた時期がありました。その後は熊本に戻って、今は子どもたちと生活しています。
■心臓がギューッと
――熊本地震で被災されて自宅や実家が全壊した時は、言葉で言い表せない大変な思いをされたと思います。
そうですね。すべてがリセットされてたくさんのことを失った喪失感で、苦しい時期が続きました。地震の時に台所に閉じ込められた影響かもしれませんが、大阪で電車に乗った時に過呼吸で息ができなくなって。後でパニック障害を発症したことが分かったんですけど、最初は何が起きたのか分からなかった。電車がブレーキをかけた時の「キキキキキ」という音で心臓がギューッとなってしまう。飛行機に乗った時も、出発で扉が閉まる瞬間に「終わった」と恐怖感に襲われました。いろいろな人に話を聞いてもらい、専門書を読んだことで症状が落ち着きましたけど、当時はつらかったですね。
――今のご体調はいかがですか?
基本的に元気なんですよ。結構あっけらかんとしているので(笑)。ただ、これは良くないんですけど、あまり病院が好きではないので健康診断にしばらく行っていなくて。今年の6月に急に激しい頭痛に襲われて3日ぐらい寝込んだ時があったんです。めまいがひどくて味覚障害も出たので、病院に行って血液検査を受けたら、ホルモンの数値が低くて「更年期障害」と診断を受けました。私の母も50歳前後で更年期障害になって、元気がなくなったんですよね。病院でお医者さんに伝えられて、「あっ、私にもきた」って。頭痛はおさまったけど、めまいはまだ続いていますね。起き上がった時に、左右に「ぐわーん」と揺れる。ドラッグストアで医薬品の「命の母」を購入して今も飲んでいます。ただ、原因が分かったので安心した部分はありました。
■家族には絶対に話したほうがいい
――確かに体調が急変したら不安になりますよね。
そうなんです。「これやばいな。子どもの学校の送迎をどうしよう。シングルマザーの私が倒れたら生活がストップする」と不安に襲われて。子どもたちには「ごめんね、起きられない。お弁当もなしで」と伝えました。私たちは家族の会話が多いと思います。誰かが問題を抱えると、みんなでどうするかを家族で話し合います。お兄ちゃんは妹のことが心配だし、妹たちはお兄ちゃんを尊敬している。ただ、「それはあなたが間違っているんじゃない?」と私が子どもに伝える時もあります。自分が当たり前だと思っている感覚が、他の人から見れば当たり前じゃないことが珍しくありません。悩みを打ち明けてくれるのは大事だけど、不平不満を言うだけでは解決しない。「他人を変えることは難しいけど、自分のことは変えられる」とよく話しています。「話が長い」「うるさい」って言われる時もあるけど(笑)、なんでも話し合える関係なので。だから、私が更年期障害を発症した時にはすぐに伝えました。症状を理解してもらうためにも、家族には絶対に話したほうがいいと思います。
――更年期障害を発症して、心境の変化はありましたか?
頑張ることをやめましたね。だって、できないから。心と体がつらくてできないことは仕方ないし、無理をするとさらにつらくなる。できることだけをすればいいと思って。子どもたちが洗濯、皿洗いを率先してやってくれたので助かりました。家族や周囲のサポートを受けることで精神的にも楽になります。一人で抱え込むと、つらくなっちゃいますよね。自分に優しくいたいです。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)