朝ドラ『あんぱん』に登場したミセス・大森元貴の魅力とは？

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ミセス大森、朝ドラ「あんぱん」に登場。いずみたくさんモデルの作曲家は「ピュアで真っすぐな青年」

　女優・今田美桜（28）主演のNHK連続テレビ小説「あんぱん」（月～土　総合・午前8時ほか）に出演する人気ロックバンド「Mrs．　GREEN APPLE（以下ミセス）」の大森元貴（28）が4日放送の第91回に登場した。

　連続テレビ小説・第112作目の「あんぱん」は”アンパンマン”を生み出した、やなせたかしさんと暢さん夫妻をモデルにしたオリジナルストーリー。今田は主人公のぶ、夫の柳井嵩を北村匠海（27）が演じる。

　大森が演じるのは昭和の名曲「手のひらを太陽」の作曲を手がけた、作曲家のいずみたくさんがモデルの「いせたくや」。嵩と一緒に仕事をする重要な役どころ。

　アーティスト活動も絶好調で昨年公開の映画「＃真相をお話しします」ではダブル主演を務め、演技も好評の大森。今度は朝ドラという新しい舞台に挑戦する。

　ミセスのライブを見て大森の表現力に感銘を受けた制作統括・倉橋憲チーフプロデューサーからの熱いラブコールで今回の出演に至ったという。

　オファーを受けた大森は「うれしかったです。率直に出たいって思いました。と同時に不安もありましたが、すごくワクワクしましたし、ありがたいお話だったので」と振り返った。

　演じるキャラクターについては「ピュアでまっすぐな青年。嵩にとって光のような存在でもあって、たくや自身も音楽と芝居を表現したい、純粋に日本を明るくしたいという思いがあった」と話す。

　役づくりのため、トレードマークの襟足の長い髪を短髪に変え、体重も増やした。「3～5キロぐらい増量。今、戻らなくてびっくりしています」と苦笑い。

　年齢は18歳から50代までを演じる。初めて学ランも着た。「自分の新鮮なビジュアルに驚きながら、フレッシュに演じられたら。自分も18歳でデビューしたので当時の自分と照らし合わしたりした」。

　北村も俳優業のほか、「DISH」というバンドで音楽活動も行っている。「匠海君からも今までになかったテンポ感で非常にやりやすいって言っていただいた。自分がやろうとしていることはこういう方向でいいのかなって」と確かな手応えを口にした。

　北村とは7、8年前に出会って連絡先も交換した仲。今回久しぶりの再会となったという。「同世代だし、役者さんとして第一線で活躍されている方。すごく刺激されますし、持っているネガティブな気持ちの出どころが非常に似ている」と通ずる部分を明かした。

　ヒロインの今田については「のぶだぁ～、のぶが目の前にいる。『たまるかぁ～』が聞けたって感動しましたね」と笑った。