欲望のコントロール—堺正章が迫る、お金持ちの陥りやすい罠

欲望のコントロール—堺正章が迫る、お金持ちの陥りやすい罠

堺正章のサムネイル
正章(さかい まさあき、1946年〈昭和21年〉8月6日 – )は、日本のタレント、歌手、俳優、司会者、ラジオパーソナリティ。本名、栗原 正章(くりはら まさあき)。愛称は「マチャアキ」「先生(しゃかい しぇんしぇい)」「巨匠」「Mr.かくし芸」。 エンターテイナー、タレント、歌手など様々な…
54キロバイト (5,006 語) – 2025年2月13日 (木) 13:11

(出典 堺 正章のプロフィール情報、出演作品一覧|タレント|見逃し無料配信はTVer!人気の動画見放題)
堺正章さんの70年にわたる芸能人生からの洞察は、私たちが幸せを感じるための重要な教訓を提供しています。お金があっても心の満足を得ることができない人々の特徴を考えると、欲望のコントロールがどれほど大切かがわかります。さまざまな成功事例の裏には、自己管理の難しさがあるのです。

1 湛然 ★ :2025/02/26(水) 06:24:19.56 ID:FnEhB8AY9

欲望をコントロールできず逮捕された大金持ちも…芸歴70年・堺正章が語る「お金があっても幸せになれない人の特徴」
2/23(日) 6:12 文春オンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b16eb0c4f7d39e27942ad9ec4f26587a24f42b0?page=1

 いくら大金持ちになっても、欲望をコントロールできなければ破滅の道をたどることも…。芸能人生70年、堺正章さんが見た「良いお金の使い方・悪い使い方」とは? 堺さんの新刊『 最高の二番手 僕がずっと大切にしてきたこと 』(飛鳥新社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/ 後編を読む )

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「いくらで買った?」

 クラシックカーの話となると、すぐそういうところに落とし所を持っていく人がいる。そのたびに僕はげんなりさせられる。値段の話に即座にスライドさせるなんて、行儀が悪いにもほどがある。こちらはせっかく素敵な「文化」の話をしているのに、それでは夢がだいなしになってしまうじゃないか。

■お金との付き合い方で「人の本質」がわかる

 お金との付き合い方には、その人の本質が表れる。バブル時代を経て、いろいろな人を見てきた僕が思うのは、世の中にはお金がもたらす落とし穴がたくさんあるということだ。そりゃあお金はたくさんあっても困ることはないけれど、ほどほどでいいのだ。そういう感覚を持たなければ、知らないうちにお金という魔物に支配され、気がつけば落とし穴にはまり込んでいることになる。そんなふうに、穴に落ちていく人を僕はたくさん見てきた。

 バブル期には、銀行が誰にでもお金をがんがん貸しまくっていたから、「今ならすぐ10億借りられますよ」とか、「こんなおいしい話がありますよ」などと、さまざまな儲け話が飛び交っていた。実際、面白いように資産が膨らんでいったバブル成金のような人たちが、僕の周りにも大勢いたものだ。

 ラスベガスのカジノをいくつも買い取ったり、LAやハワイのホテルのオーナーになったり、プライベートジェットや船を所有したりする人もたくさんいた。でもみんな社長になっただけで満足し、運営は現地に任せきりだったから、結局、長続きしなかった。本来は、買収後にいかに運営していくかがいちばん大切なのに。

 僕は昔から資産運用の類が苦手で、その手の話に一切乗らなかったから、バブルが弾けたときもまったく影響を受けず、困ることは皆無だった。僕にとっての喜びは、純粋に努力して、自分の芸事を高みに上げていくことにほかならない。喜びはお金では得られないのだと思っている。だから、お金がすべての答えだと思っている周囲の不動産王のことを尊敬はできなかった。

 これは内緒の話だが、巨額の資産を保有して本物のフィクサーのように振る舞っている超リッチな人々は、今では昔と違って表に出てこなくなり、水面下でひっそりと物事を動かしている。

 ある人の話をしよう。

 とても豪快で面白い男なのだが、若い頃から彼の周りにはいつもお金の話がつきまとっていた。お金が何よりも大好きで、そんな話ばかりしているから、儲け話やお金にまつわる噂話が彼のところにたくさん集まってくるのだ。寄ってくる人の中には当然危ない人たちもいたけれど、本人にはその選別がだんだんできなくなってしまっていたのだろう。

 バブル時代から大きな会社を買い取ったり、人と人をつなげてお金を回収したり、株や土地の売り買いをしたりして、もういらないというほどしこたま儲けたと思う。

 それでも彼は、「ほどほど」ではなく、「まだまだ」という魔物の声に取り憑かれていた。お金を追うことをやめられなくなっていたのかもしれない。最終的にその人は、とてつもなく大きく危なげな儲け話の中心を担い、ついには捕まってしまった。

 お金を稼ぐということがマネーゲームのようになり、いつしかその規模が、自分でも気づかないうちに、国がからむほどの大きさになっていったのだと思う。世の中には、儲けにはならなくとも、世のためになることがたくさんある。ましてや、お金があるなら、それを使ってもっと人を助けることもできたはずだ。

 彼は本来、悪い人間ではなかった。とても豪快で面白みのある男だったのに、いいことと悪いことの判別さえつかなくなってしまったことは残念でならない。そして、お金との付き合い方がおかしな人の周囲からは、いい人たちが次々と去っていく。

■お金は使わずにいると、入ってこない

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

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