木村拓哉が16年ぶりに“映画主役”から二番手に?新作映画での挑戦
木村拓哉が16年ぶりに“映画主役”から二番手に?新作映画での挑戦
1 冬月記者 ★ :2025/01/28(火) 17:19:21.70 ID:czZsUZP99
木村拓哉、16年ぶりに“映画主役”から外れた!「二番手やったほうが」共演者の指摘が現実に
1月23日、木村拓哉が11月21日に公開される山田洋次監督の映画『TOKYOタクシー』に出演することが発表された。
この日は、木村と同じ元SMAP中居正広の芸能界引退が発表され、大きな話題となった。その陰で木村の俳優業に変化が起きている――。
『TOKYOタクシー』は、2023年に公開されたフランス映画『パリタクシー』を原作とし、大都市・東京を舞台に人生の喜びを描くヒューマンドラマだ。
「倍賞千恵子さん演じる人生の終活に向かうマダムが、木村さん演じるタクシー運転手と出会い、さまざまな奇跡を体験する物語です。木村さんと山田監督がタッグを組むのは、2006年公開の木村さん主演映画『武士の一分』以来、19年ぶり。また、倍賞さんとの共演も、2004年公開のアニメ映画『ハウルの動く城』以来、21年ぶりで実写映画では初めてです」(スポーツ紙記者)
これまで、さまざまな役柄を演じてきた木村だが、タクシー運転手となるのは初めてだろう。それに加えて、今作では木村にとって“異例”とも言えることがあった。
「主演ではなく、助演なのです。木村さんといえば、ドラマでも映画でも主役を務めることでお馴染みです。2024年12月から公開中の映画『グランメゾン・パリ』でも一流シェフの主人公を演じています。
木村さんが映画で主演以外となるのは、2009年のフランス映画『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』以来、16年ぶり。国内で公開された映画ではほとんど例がありません」(芸能記者)
『TOKYOタクシー』公式ホームページでも、木村の名前は主演である倍賞の次に表記され、二番手となっている。
長らく、主役として第一線を走り続けてきた木村だが、そんな俳優としてのキャリアに“盟友”から指摘を受けたこともあった。
「1993年のドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ系)で共演した俳優の筒井道隆さんが、2024年8月のバラエティ番組『ぽかぽか』(同系)に出演した際、木村さんについて語りました。筒井さんは『トメ(出演テロップで最後に名前が出る役者)とかやればいいのに。主演じゃなくてって思う。二番手とかやると視点が変わるから楽しいと思う』と発言。主演ばかりではなく、助演もやることで木村さんにとって、プラスになると伝えたかったようです」(前出・芸能記者)
筒井の助言が、早くも現実になったといえる。筒井との共演作『あすなろ白書』で注目を集めた木村は、1996年の主演ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)で社会現象を巻き起こし、その後、主演で起用されることが増えていった。ただ、近年は変化も見られていた。
「総理大臣、検事、ピアニスト、美容師など、二枚めの華やかな役を演じることが多かった木村さんですが、2022年のドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)では生きる気力を失った元アマチュアボクサー、2024年のドラマ『Believe-君にかける橋-』(同系)では大手ゼネコン社員ながら会社に罪をきせられて刑務所に収監され、脱獄する役を演じました。
いずれも世間が抱く“キムタク像”から外れた役でしたが、彼の演技を評価する声も多かったです。『TOKYOタクシー』では、助演かつタクシー運転手という設定なので、新たな木村さんの一面を発見できるかもしれません」(前出・芸能記者)
2025年で53歳になる木村。“キムタク神話”は新章に入るのか――。